「ん?なんか微妙に重たくない?・・・ま、こんなもんだったかな?」
と、最初は気のせいかと思い、いつもどおりアプリを落としたり、ゲームをしたり、音楽を入れたり、動画を入れたり…とガシガシ使っていました。
…が、ここにきて明らかにiPhoneに異変が!
やっぱり重い!これは気のせいなんかじゃない!確実に重い!
ちょっとした動作でカクカクしたり、今まで一度も落ちたことなかったアプリが突然落ちるようになったり、挙句の果てには起動すらしないアプリまで出てきてしまいました。
8月に購入、まだ半年もたっていないというのに一体どうしてしまったんだマイiPhone…。
あのころのように元気に走り回っておくれ…。
ということで、危篤状態のiPhoneを生還させるべく色々手を尽くしてみました。
1.タスクのこまめな終了
iOS4のマルチタスクは便利ですが、気づいたらバックグラウンドにタスクが大量に溜まっていることって多いですよね。これが結構メモリを消費するようです。
気がついたときにまとめて終了させていたのですが、これをコツコツとこまめに終了させるようにしました。
タスクの終了方法
ホームボタンの2度押しでタスクランチャーが現れます。ここでタスクランチャー内のアイコンを長押しすると左上に進入禁止マークみたいなのが出ますので、これを押すことでそのタスクを終了させることができます。
一番左端のアイコンから連打で消して行きましょう。(一番右のアイコン連打の方が若干早いとの情報がありますが、気のせいレベルのような気もします…)
スッキリ。
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かなりのメモリが解放されました。
2.メモリ解放アプリを使う
App Storeにはメモリ解放を行ってくれるアプリがあります。これを使ってさらにフリーメモリの領域を確保します。
メモリ解放系アプリは何種類かありますが、私はiMemoryGrapを使用しています。機能的にはすべて似たようなものだと思いますので、ストアのレビュー等を見てお好みでどうぞ。


カテゴリ: ユーティリティ 価格: ¥115
更新: 2011/01/08
先ほどの1.でタスクを全終了させた後にiMemoryGraphでメモリ解放してみます。
BEFORE | AFTER |
さらに100MBほど解放されました。
3.iPhoneを再起動する
「ええい、チマチマとタスクを終了させたり有料アプリを使ったりしてられるか!」
なんて方にはメモリ解放の最終手段、iPhoneの再起動です。
上部のスリープボタンを長押しすると「電源オフ」スライダが表示されますので、スライドさせて一度電源を落とします。電源が落ちたことを確認したら再度スリープボタンを長押ししましょう。Appleロゴが表示されて電源が入ります。これで再起動完了です。
BEFORE | AFTER |
再起動する分、時間はかかりますが効果は抜群ですね。
ちなみに再起動にはもう1つやり方があります。ホームボタンとスリープボタンを押しっぱなしにしていると、先ほどのスリープボタンのみ押しっぱなしの時と同じように「電源オフ」スライダが表示されます。ここで手を離さずに押し続けると、Appleロゴが表示されて再起動となります。
やっていることはほとんど同じなのですが、正確にはこれは強制再起動(リセット)と言い、完全にフリーズしたときや、不安定で挙動がおかしくなったときに緊急的に行う再起動のようです。メモリ解放目的等であれば、先述のスリープボタン長押しによる電源オフ再起動が適当なのではと思います。
よし、これで完璧だ。
すこぶる軽くな・・・・・・・・・っていないだと・・・?
えー、結論から言いますと、たしかに効果はありましたが、一時的なものでまたすぐに重たくなってしまいました。
なぜだ…。
頭の中に「工場出荷状態に戻す」という選択肢がちらつき始めていたとき、ふとiTunesのとある部分が目にとまりました。
iPhoneの使用状況
空きが1Gしかない!
そういえば、PCもHDDの空き領域が少なくなると重くなるし、もしかしたらこれが原因か…?
ということで、12G以上占めていたオーディオをすべて同期の対象外としてみました。
空きが1.07Gから13.3Gに
すると…なんとびっくりするぐらい軽くなりました!落ちたり起動しなかったりという現象も無くなり、かなり安定して動作してくれるようになりました。
あくまでも私の環境での話なので「iPhoneは空き領域が少なくなると重くなる」と断言することはできませんが(賛否両論あるようです。下記参考リンク参照)、iPhoneが重く不安定でかつ上記のようなメモリ対策をしても改善しないという方は、空き容量についても一度確認されてみたらいかがでしょうか。
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